どんな曲?
・Aqours 2ndシングル 収録曲
・Aqoursらしい、やるっきゃない!タイプの歌詞
・曲調はブチ上げ、クラップが合う BPM = 190
・カップリング曲の中では存在感が薄めだった
・が、ライブを経て人気となった曲
どういうところが名曲なの?
「届かない星だとしても」は、発表当時にはそこまで人気ではありませんでしたが、その後のライブでの扱われ方により評価がかなり高くなった一曲です。ライブを経て、μ’sを目指してきた/いるAqoursを象徴する曲、という共通認識ができたからです。
ライブで披露されるまでも、歌詞中の「星」がμ’sのことを表しているとする説が提唱されていたのですが、フェスのセットリストと、その直後の「Aqours浦の星女学院生放送」により、ほぼ公式見解となりました。
2020年1月、ラブライブフェスが開催されました。
μ’sが4年ぶりの復活を遂げたこのイベントですが、1日目はAqours→μ’sの順、2日目はμ’s→Aqoursの順でのパフォーマンスでした。Aqoursが両日とも披露したのは“未体験HORIZON”と本曲“届かない星だとしても”のみ。1日目、μ’sの前に歌われた本曲は、μ’s Final LoveLive in TOKYO DOMEを観たあの日のAqoursを。2日目、μ’sからバトンを受けて歌われた本曲は、μ’sという星に向かってがむしゃらに頑張り続け、いろいろな困難を乗り越えて、μ’sと並べるまでに成長したAqoursを。μ’sの9人に伝えるためのものだったに違いありません。
フェスが終わってから、キャストご本人からも言及がありました。2020年1月31日放送「Aqours浦の星女学院生放送」で、ラブライブ!フェスの感想がこれでもかというほど語られています。
ラブライブ!サンシャイン!! Aqours浦の星女学院生放送!!! ~2020年もAqoursだよ!いち、に、のサンシャイン‼~
ちなみに、一部を書き起こしたものが、以下になります。
お便りを読む伊波杏樹「“個人的には届かない星だとしてもがとても心に刺さりました”まあそうだよね“Day2ではμ’sの後に披露されたこの曲。μ’sという星に一生懸命手を伸ばしてAqoursとしてここまで歩んできた道のりを知って いる から こそ とても感動しました”と。ありがとうございます…っなんで笑っ」(中略)「“届かない星だとしても。この曲はμ’sの前で歌うことに、大きな意味がある曲だと 感じました”と。(ゆっくりと拍手)… わかり手。すごいよもう」
特に、一人のラブライバーとしてμ'sを追い続けてきた伊波さんが、今度はAqoursのメンバーとしてμ'sを目指して道を歩んでこられたということ。このことに、大きな意味があるのではないでしょうか。