今日7月23日は内田彩さん35歳の誕生日です!おめでとうございます🎉
内田彩さんは声優として数の多くのキャラクターを演じられているほか、ソロアーティストとしても精力的に活動されています。2014年11月12日にデビューされて以降6年半にもわたる活動の中、発表された楽曲の数はなんと67曲!*1
今年7月18日に開催されたオーケストラライブ、Ani Love KYOTO presents 内田彩Symphonic Concert 〜en and ett〜 夜公演の感想を交えながら、半数程度の楽曲についてレビューしていこうと思います。本当は一回で全曲書き終えたかったんですが、時間の制約上厳しそうだったので、一旦半分強の36曲に絞っています。順番は気分で決めたので、不思議な順番になっていると思います。(途中口調が若干変わるところがあるのは、感想を書いた時期に差があるからです。お見捨てください。)
ちなみに、まだアーカイブ聴けます!ぜひどうぞ!
- 1st full Album "アップルミント"
- 2nd full Album "Blooming!"
- Concept Album "Bitter Kiss"
- Concept Album "Sweet Tears"
- 1st Single "SUMILE SMILE"
- 3rd full Album "ICECREAM GIRL"
- 2nd Single "So Happy"
- AYA UCHIDA Complete Box 〜50 Songs〜
- 3rd Single "Sign/Candy Flavor"
- 4th full Album "Ephemera"
- 4th Single "Reverb"
- AYA UCHIDA COMPLETE LIVE 〜decorate your live!〜 LIVE ALBUM
- Digital Single "∞リボンをギュッと∞"
- Digital Single "ぐんまちゃん えかきうた"
- 5thSingle "Pale Blue"
- # 最後に
☆は好き/オススメ度。maxが★★★★★です。
1st full Album "アップルミント"
2014年11月12日リリース。
#1 アップルミント:★★★★☆
デビューアルバムの表題曲ということで、いくつものライブで定番曲として披露されてきた一曲です。ノリの良い一曲で楽しくなれることも推しポイントですが、歌詞の深さもまた一興。作詞されたのは今レヴュースタァライトで世界を熱狂の渦に巻き込んでいる中村彼方さん。
明日のことは なんにもわからない
ドキドキしながら ぎゅうっと踏み出した
熱いですね…!そして、この「ぎゅうっと」の表現がうっちーにしかできないんだよなぁ…
今回のSymphonic Concert 〜en and ett〜でも1曲目として披露されました。お約束ですね。
#2 Breezin'
#3 Sweet Rain
#4 ONE WAY
#5 Growing Going:★★★★☆
元気になれますね〜。めっちゃいいです。
曲自体もいいんですが、個人的には作詞作曲の方が神…と思っています。
作詞されているのはrinoさん。作詞も作曲もマルチにこなされる方で、小泉花陽『なわとび』久保ユリカ『春風メロディ』南條愛乃『Precious time』などを作曲されています。また、ご本人もボーカルとしても活動されています。
作曲されているのは増谷賢さん。μ's『さようならへさよなら!』南條愛乃『Dear..』(注.作詞 飯田里穂) 『+1day』なども制作されており、個人的には非常に好きな作曲家さんです。その流れを汲んで、少しゆっくりしたリズムの中で元気が出るような、愛を感じる様な、そんな程よい明るさの楽曲なのかなと思いきや、この Growing Going は疾走感あふれる一曲になっています。
#6 オレンジ
#7 キックとパンチどっちがいい?
#8 Merry Go
#9 ピンク・マゼンダ:★★★★★
ライブ定番曲というわけではありませんが、おそらくファン投票を行うとトップ3にはランクインするであろうこの一曲。
静か目にそして少し甘い香りが漂う雨がちの路地裏のような展開を見せるA, Bメロから、サビで一気に空が晴れわたり飛び出していく構成、そして一曲を通してもCメロ以降に一気に盛り上がってくる流れがとても魅力的ですね。
そして、やはり只野菜摘さんの詞が天才的です。
特に印象的なフレーズといえば、2番Aメロのここでしょう。
夜明けがブルーにローズなだけで 上機嫌だった
夜明けがブルーにローズなだけで。いや…とんでもないですよこれ。夜明けがブルーにローズなだけで…
細かいところだけではなく、一曲を通してもメッセージ性が非常に強いですよね。端的にいえば、負の感情を捨てたり否定したりするのではなく、良いできごとも苦い記憶も全てひっくるめて受け入れた上で、プラスの感情をもって生きていこう、という感じだと思うんです(言語化が難しいのでうまく伝わっていないかもしれません)。その表現の仕方が秀逸ですよね。
ピンクで包む光景(タクシー)や苦い記憶(Cメロ)といった、脳裏に的確に浮かんでくる、そして誰の記憶にも存在するような光景が描かれる、その一方で、「ピンクを混ぜるんだ」「ピンクで包むんだ」「号泣して熟してるほっぺ」「時間も溶けあって」といった独特かつ絶妙に伝わってくる表現がちりばめられている。本当に素晴らしい曲です。
#10 泣きべそパンダはどこへ行った
#11 ドーナツ
2nd full Album "Blooming!"
2015年7月22日リリース。
#12 Blooming!:★★★☆☆
ライブで盛り上がっている映像を見てから、より楽しく聴けるようになりました。2番入りの「今こそBlooming, Blooming!」が好きです。
内田彩 - Blooming! (Official Music Video) Full ver.
アップルミントに続く表題曲ということで、ど直球な歌詞が多い一曲になっています。そこに底流しているメッセージはやはり只野菜摘さんらしく、いい時も悪い時もそれを受け入れて進んでいこう、ということですね。
#9: ピンク・マゼンダのところに引用させていただいた記事もぜひご覧ください。
#13 スニーカーフューチャーガール:★★★★☆
「楽しいだけじゃそっけないし 辛いだけじゃつまらないよね 毎日をスリリングに彩るんだ 歩くだけじゃありきたり 走りすぎは疲れちゃう わたしらしく進めばいいんだ」
勇気をくれる力強い曲。好きです。夢なく生きるのは味気ないけれど、好きなことを突き詰めると嫌いになってしまうこともある。ちょうどいいバランスで僕らは生きてるんだと思います。
#14 Like a Bird
#15 最後の花火:★★★☆☆
初めは「恋すてふの歌と重なる部分があって好き」とかいう軽めな感想でしたが、Symphonic Concert〜en and ett〜 5曲目として披露されて変わりました。「Frozen」と合わせて、恋に対する冷と熱の感情にまつわる2曲が、夜公演限定曲として連続で披露されたのですが、これを恋だけではなく何かが叶わない想いという観点で捉え、この状況下だからこそ伝えたい曲としてセットリストに組み込まれたことに、大切さ・重さといったものを感じました。
イントロが変わった瞬間に倒れる人が続出していたことからも、ファンの皆さんに愛され続けている一曲だとわかり、微笑ましかったですね。花火様の照明がバックに映される演出も綺麗でしたし。
この後のMCでの「叶わない恋なんだけどね(笑)」という言葉には笑ってしまいました。
#16 Go! My Cruising!:★★★★☆
スニーカーフューチャーガールに近い、勇気をくれる力強い曲。スニーカーフューチャーガールがちょっとしんどくなったりつまづいたりした時に励ましてくれる曲だとすれば、Go! My Cruising!は夢へと一歩踏み出したい時に聴きたい曲です。「ワン トゥー スリー 希望を手に 踏み出せその一歩 限界突破! 一点突破! 夢は無敵なんだ」晴れた月曜日の朝とかにいいですね。
#17 Let it shine:★★★★☆
この曲はやっぱり…ハルカカナタの前にこの曲を置いているのが…ねって感じですよ。それに尽きます。
夏の情景がここまで浮かぶ曲って、なかなかないと思うんですよ。すごいですよね〜。
あと、日本武道館のヒマワリ持ってらっしゃった姿が好きです。そういえばこの曲の後は「オレンジ」だったと思いますが、その繋ぎ方も強いなぁ…
メロディとしても結構好きで、夏になるとよく口笛を吹いています。
#18 ハルカカナタ:★★★★★
★5は3曲しかつけていないのですが、その1曲がハルカカナタです。とても穏やかなメロディが切ない歌詞をより引き立てていて、本当に素晴らしい曲です。楽曲は2番までと短いのですが、短い歌詞の中で二人の全てが描かれており、そのシーンをうっちーが演じきっているような臨場感です。音だけなのに、まるで映像を見ているかのような、不思議な感覚になります。
2番までしかないのですが、スローな曲なので楽曲時間は4分近くあります。少し盛り上がる1番サビが終わって、1分半近く移ろってきたメロディが、2番のサビで再び盛り上がります。このサビの後には、そのまま2回目のサビに入ります。最大のクライマックスで初めて流れるフレーズ、(星のようにいつも)の後の「輝いてる」が鳥肌です。ここで何度も涙を流してしまいます。
ドラム経験者としては、最初のソフトなシンバル音やAメロのリムショットも非常に好きです。
#19 いざゆけ! ペガサス号:★★★★★
いきなり★5つ2曲目。ザ・うっちーって感じで、いやもうかわいすぎるでしょ…
佐々倉有吾さんが作詞・作曲された楽曲は、かわいいうっちーが最大限に輝ける楽曲ばかりです。かの ぷわぷわーお! を制作された方ですからね…納得でございます。他には キックとパンチどっちがいい?、妄想ストーリーテラー、泣きべそパンダはどこへ行った なども佐々倉さんの楽曲ということで、もうありがとうございます…尊い…
#20 妄想ストーリーテラー:★★★★☆
これは楽曲そのものもいいのですが、AYA UCHIDA Complete LIVE ~COLORS~ @日本武道館 のオープニング曲として使われた演出が非常に良かったです。絶妙に「世界に引き込む」という感じで、まさしく幕開けにふさわしかったと思います。
内田彩 ライブBlu-ray「AYA UCHIDA Complete LIVE ~COLORS~ in 日本武道館」ダイジェスト映像
この武道館公演の後ライブでは長らく披露されていなかった一曲でしたが、Symphonic Concert 〜en and ett〜では2曲目として披露されました。
当時は前向きな希望を込めて歌わせていただいたんですけれども
という言葉にある通り、コロナ禍という現状の中、「その先は どうなるの?」「新しい展開 どんなことになるのかな?」「急に世界が変わって見えた 雨の音も愛おしい」という歌詞が沁みますね。これから良い未来があればいいなという妄想…希望を込めて、とのことでした。
#21 Daydream:★★★★☆
妄想ストーリーテラーと同様に、日本武道館公演での演出が神でした。バックに映る映像とうっちーの動きが綺麗に重なったあの時間は、間違いなく誰も邪魔できない静かで美しい瞬間たちでした。Daydreamのところから再生できるようにしています。
#22 with you:★★★★☆
日本武道館公演で最後の曲として披露されたことで、恋愛曲からファンへのメッセージという二重の意味を確立しましたね…いい話…
Symphonic Concert 〜en and ett〜では、後半パート1曲目として披露され、大いに盛り上がりましたね。新しく布教した方と連番したんですが、この曲好きっておっしゃってました。
Concept Album "Bitter Kiss"
2016年2月10日リリース。
#23 afraid...:★★★☆☆
かっこいい〜!"afraid..." 惚れる… やはりBitter Kissの冒頭を飾る一曲としてふさわしいと思います。
内田彩 - afraid... (Official Music Video) Full ver.
#24 シリアス:★★★☆☆
かっこいい〜!(n回続きます)
この曲は黒須克彦先生の作曲ということで、ギターサウンドが光っています。黒須さんは本当にすごい方ですね… Let it shine のような明るい曲からクールな曲まで、さすがです。ちなみに黒須さんは日本武道館ライブにもベースとして登場されています。スイカを舞台に持ってきてらっしゃいましたね笑
#25 MELODY:★★★☆☆
かっこいいんんだけど、重い!こんな恋愛はしたくないです。
#26 キリステロ:★★★☆☆
かっこいい〜!
個人的には、あのAメロのリムショットっぽい音が好きなんですよね。ああいう高く硬い音ってあんまり入ることないので…で、そこからBメロに入って低音のバスドラムに降ろしてくるところまで、セットでいいですよね。ラスサビの最後で、8ビートから4ビート(で合ってるかな…)に落ちてスネアの圧が上がるのも痺れますね。
Wo wowowo Wo wowowo wowowo〜
#27 Ruby eclipse:★★★☆☆
「向日葵は 吐息に導かれながら 今も君を待っているの」もしや…君はあの向日葵*2なのか…?想像が膨らむ一曲なんですよね。
ちなみに、ルビーエクリプスというのはヒマワリの一品種らしいです。すんごい考察を書いている方がいらっしゃったのでご紹介しておきます。
#28 絶望アンバランス:★★★☆☆
題名の通りアンバランス感をひしひしと感じました。このアンバランス感はやはりドラムの功績が大きいでしょう。Aメロ入りの絶妙にリズムが崩れた感じ、アンバランスなんすよ… Cメロのスネア早打ちのずらし方も絶妙…
そしてなんといってもこの曲は、 "monster." フゥ〜〜〜!! これですよね。
こちらhisakuniさんの作詞作曲ですね。既出の曲で言えば、with youもhisakuniさんでした。
Concept Album "Sweet Tears"
2016年2月10日リリース。
#29 Floating Heart:★★★★☆
日本武道館公演の、伴奏なし生「ドキドキが止まらないんだよ」が素晴らしすぎました。あれは1万人くらい殺してます、えぇ。
こちらhisakuniさんの作曲です。エレクトロミュージック系のサウンドで固められていて、うっちーの魅力をうまく引き出した一曲だと思います。
内田彩 - Floating Heart (Official Music Video) Full ver.
#30 color station:★★★☆☆
Floating Heartに続いて、同じようにEDMに寄っている作品になっています。o-sakaさんという方が作詞作曲されていますが、調べてもあまりヒットせず背景を知ることができませんでした。気になります。
#31 リードを外して:★★★☆☆
「嫌いになれないことも辛いと せめてでもわかって!」聴いてるこっちもつらい…
Bitter Kissのアルバムでは全体的に強い女性が描かれていた一方で、こちらSweet Tearsのアルバムは苦い恋に涙を流す少女という印象がありますね。
そしてこの2アルバムを比較すると、「歌詞の内容に合わせて歌声の雰囲気を変えることができる、これこそ内田彩さん」ということを強く感じとることができます。たとえばこの曲に関しては、か細さを前面に押し出した歌声になっています。
#32 笑わないで:★★★☆☆
「でも会わないでいるほうが 好きの気持ち 大きくなりそうで怖い」「あの子の隣の笑顔が 一番ステキ 分かってる」切ない…ひたすらに切ない…
#33 Sweet Dreamer:★★★☆☆
結構明るい曲調の割に歌詞はとても切ないですね。こういうギャップ曲はうっちーの曲では少なかったので新鮮でした。
#34 Party Hour Surprise!:★★★★☆
武道館ライブでイントロの音に合わせてポーズをとるうっちーが可愛かったので100点です…(?) シャバダバ も好きです。
真面目な話をすると、歌詞とメロディがほのぼのと明るくなれる感じなところが結構いいな、って思ってます。
1st Single "SUMILE SMILE"
2016年11月30日リリース。同年8月には、日本武道館でライブが行われましたね。表題曲 SUMILE SMILE は、その背景が描かれた番組「Hello! My Music ~COLORS~」の主題歌としても使用されていました。今でもdアニメストアで見れるのでぜひ。
#35 SUMILE SMILE:★★★☆☆
ピンク・マゼンダと同じ只野菜摘さんによる詞が光る一曲。
MVのすみれの花びらの一枚一枚が涙の雫に見えるようなところにも表現されていますが、ただただ笑って生きていこうとかいう軽い曲ではなく、涙を流してもいい、それを抱きしめながら歩んでいこうという、大事なことを書いた一曲ですね。
まさにピンク・マゼンダとかぶる部分があります。この方の記事が詳しいです。
こんなにもいい曲なんですが、僕はこの曲をそらで歌おうとするたびに、途中から Blooming! に変わってしまって困っています。比べたらそんなに似てるわけでもないんですけどね。
内田彩 / SUMILE SMILE (Short ver.)
#36 Everlasting Parade:★★★☆☆
個人的にはスルメ曲という印象です。初めて聴いたときには音の絢爛さに置いていかれる部分もあると思いますが、聴き重ねるうちに心地よくなってくると思います。
これぞ hisakuni さんワールドという感じですね。
3rd full Album "ICECREAM GIRL"
2017年9月13日リリース。
#37 What you want!:★★★☆☆
セリフ調なところが印象的な楽曲。Instrumentsがあればとても綺麗な音で構成されていることが実感できると思うので、ぜひ聴いてみたいですね。
#38 Yellow Sweet:★★★★☆
めっちゃいいですね。佐々倉有吾さんが可愛い系楽曲の世界を支えている一方で、エレクトロ系楽曲の世界を支えているのが hisakuni さん。Floating Heart などを作曲された hisakuni さんらしさが詰まっている楽曲です。僕が色々話すより、この方のブログを見てください。
onabenchinthepark.hatenablog.com
#39 Say Goodbye,Say Hello
#40 Close to you
#41 Holiday
#42 Under Control
#43 カレイドスコープロンド:今回のSymphonic Concert 〜en and ett〜でも披露されましたが、次回に回します。
#44 Blue Flower
#45 Frozen:今回のSymphonic Concert 〜en and ett〜でも披露されましたが、次回に回します。
#46 EARNEST WISH:★★★☆☆
今回のSymphonic Concert 〜en and ett〜では、3曲目として「妄想ストーリーテラー」の後に披露されました。このコロナ禍の中で、まさしく
切なる願い
を歌われたわけです。
実際、表面上の歌詞は恋人との別離を歌っているような印象がありますが、最後の
明けてゆく 空の向こうに
帰る星たちに 切に願うよ
ひとしずく こぼれた涙
信じたかった希望だとか
揺るぎないものがありますように
という部分はまさに現状にマッチしている部分ではないでしょうか。
うっちーの音域スレスレを攻める「切に願うよ」がまさに "EARNEST WISH" であることを強調している、強い一曲です。
#35 SUMILE SMILE
こちらは先ほどシングルの方で書かせていただいたので、そちらをご覧ください。
#47 Ordinary:★★★★★
アルバムの締めにふさわしい、とても深い歌詞の一曲です。作曲されている金崎真士さんですが、実はAZALEA『ときめき分類学』Guilty Kiss『Strawberry Trapper』くさおるりこ*3『夏への扉 Never end ver.』新田恵海『コイスルマイカド』なども手がけられています。結構色々な系統の曲があって興味深いです。
そして何といっても、今回の Symphonic Concert 〜en and ett〜 のハイライトといえばこの曲でしょう。ライブ前に歌詞を見ていて、この曲はこの現状の中間違いなく歌われる一曲だろうと予想していたのですが、実際にライブの締め括りとしてこの曲が選曲された時には鳥肌が立ちました。
アンコール一曲目の「Pale Blue」が終わってからHappy Birthdayのサプライズがあり、バンドとオーケストラの皆さんが退場され、ピアノの大嵜慶子さんと二人になったところで…
(今日のライブ)楽しかったな、また頑張れるな、そんな気持ちになってもらえていたら嬉しいなと。そんな気持ちを最後ぎゅっとぎゅっと込めて、この歌を贈りたいと思います。聴いてください、Ordinary。
ここからピアノでサビのメロディが奏でられた時点で、感情が飛びますよね。
飽きるくらい普通の 明日がまた来ると
疑わず信じてた
開幕からこの歌詞ですからね…
そして、1番のサビ。
当たり前じゃなくたって 当たり前に気付いた
ずっとここにいたんだ
眩しくて見えなかった 光の真ん中で
ページをまためくるよ
ありふれた 世界で一つの物語
最後に。
これからも 日常は続いてく
止まらずに進む明日が 優しく微笑む
これ以上の締めくくりはないでしょう。
ちなみに、作詞された金子麻友美さんもこのようにおっしゃっていました。
あと「Ordinary」ですが、本当に、「あの日と同じ言葉でも、今は違う響きになる」過ぎて…
— 金子麻友美 (@kanek0mayumi) July 18, 2021
歌詞を書いたのは自分のはずなのに、知らない歌のような、ものすごく不思議な気持ちになりました。
この曲を最後に、とても大切に、語りかけるように内田さんに歌って頂けたことが、すごく嬉しかったです!
まさしくですね…
2nd Single "So Happy"
2018年5月9日リリース。
#48 So Happy:★★★☆☆
ゆったり明るい感じで、いいですね。休日の夕方に川辺のオシャレなcafeで聴きたいです。と言いつつ、この楽曲は「お前はまだグンマを知らない」のEDでしたね。地元へのオシャレなプレゼントといったところでしょうか。
この洒落た雰囲気は、サウンド・メロディーによるところも大きいと思いますが、一つ歌詞の中に英語がふんだんに織り込まれていることがあると思います。たとえば…
いきなりjourney 冒険みたいに
discoverしたいな 秘密のtreasureを
天使のhumming 私を誘ってくれる
日本語と英語が交互に使われた歌詞になっています。
そしてこの楽曲は軽い感じで聴いてしまいがちですが、割とメッセージ性がありそうなんですよね。ざっくり歌っていることをまとめれば「雨上がりに小さなmiracleに気づきながらHAPPYを追いかけよう」という感じで、ここでSUMILE SMILEの涙の雨を思い浮かべると繋がっていそうな印象。作詞は中村彼方さんなので直接的な連続性はないと思いますが、ここまでたくさんの曲を浴びてきた中で、うっちーの伝えたい想いというものの方向性が少しずつ掴めてきた気がしませんか?
内田彩 - So Happy (Official Music Video) Full ver. | TVアニメ「お前はまだグンマを知らない」EDテーマ
#49 Sweet Little Journey:★★★★☆
「夏のピースが 私になるの」ってめっちゃオシャレじゃないですか?いいですよね〜。「花火が あがった!」のところも好きです。明るいオシャレソング。
AYA UCHIDA Complete Box 〜50 Songs〜
2018年7月18日リリース。ここまでに発表された全ての楽曲と、新曲1曲を収録しています。
50曲が収録されていますが、そのうち34曲がこちらのライブで披露されています。(先ほども掲載しましたが。) いいとこ取りしたい方は是非。Blu-ray購入して全編見たら度肝抜かれますよ…
内田彩 ライブBlu-ray「AYA UCHIDA Complete LIVE ~COLORS~ in 日本武道館」ダイジェスト映像
#50 Bright way
3rd Single "Sign/Candy Flavor"
2019年3月6日リリース。こちらの2曲、Sign と Candy Flavor は下のアルバム Ephmera に収録されているのでそちらで書きます。
4th full Album "Ephemera"
2019年11月17日リリース。新体制で初めてリリースされたアルバムということで、大きな路線変更が行われています。このアルバムらしい曲は今回のSymphonic Concert 〜en and ett〜にもあまり披露されていないので、後半戦に回したいと思います。
#51 DECORATE
#52 カレンデュラ、揺れる
#53 Inferior Mirage
#54 ANSWER
#55 グロー
#56 ソレイユを臨んで
#57 Our Wind
#58 Beautiful world
#59 Sign:今回のSymphonic Concert 〜en and ett〜でも披露されましたが、次回に回します。
#60 Candy Flavor
#61 リボンシュシュ
4th Single "Reverb"
2020年3月4日リリース。
#62 Reverb:★★★☆☆
かっこいいっすね〜。
全体的にハミングや吐息が多用されているところが推せます。
そしてやはり安定と信頼の黒須克彦さん。ギターが光っていますね。
当方の勉強不足でアニメ「インフィニット・デンドログラム」は視聴できていないのですが、アニメの世界観と合わせるとより歌詞の意味が掴めてくるのでしょうか。
内田彩 - Reverb | TVアニメ「インフィニット・デンドログラム」EDテーマ [Official Live Video]
#63 声:★★★★★
とうとう最後の楽曲です。そして、3曲目の★5つです。個人的には★10にしたいです。ハルカカナタ、いざゆけ!ペガサス号も相当好きですが、この楽曲は本当に群を抜いています。完璧すぎます…
詳細はこちらに書きました。
また、 内田彩Symphonic Concert 〜en and ett〜では前半の「想いを伝える選曲」パート最後の曲(10曲目)として披露されました。
上の記事で書かせてもらった通り、私の一番好きな楽曲はこの「声」だったので、現地で生でしかもオーケストラサウンドでこの楽曲を聴けたことが、本当に嬉しくて嬉しくて…
どう良かったとか言葉にできるものではなく、魂がただただ打ち震えました。ありがとうございました。
AYA UCHIDA COMPLETE LIVE 〜decorate your live!〜 LIVE ALBUM
2020年10月28日リリース。感想は既に挙がっているので省略します。是非皆さん購入しましょう…!
【収録曲】
1 Reverb
2 DECORATE
3 カレンデュラ、揺れる
4 Inferior Mirage
5 ANSWER
6 グロー
7 ソレイユを臨んで
8 Our Wind
9 Beautiful world
10 Sign
11 Candy Flavor
12 リボンシュシュ
13 SUMILE SMILE
14 声
Digital Single "∞リボンをギュッと∞"
2021年2月22日リリース。
#64 ∞リボンをギュッと∞ (ぐんまちゃんダンス)
Digital Single "ぐんまちゃん えかきうた"
2021年3月3日リリース。
#65 ぐんまちゃん えかきうた
5thSingle "Pale Blue"
2021年6月2日リリース。
#66 Pale Blue:こちらの楽曲も Symphonic Concert 〜en and ett〜 アンコール1曲目で披露されていますが、次回に回します。
#67 Destiny
# 最後に
内田彩さん、35歳の誕生日おめでとうございます。これからも、素晴らしい曲をたくさん届けてくださることをお待ちしています。本当にありがとうございます。